債券の最終利回り。債券を流通市場で買って、償還を迎えるまで保有していた時の利回り

すでに発行されている債券を流通市場で買って、償還を迎えるまで保有していた場合の利回りを「最終利回り」と言います。

「募集利回り」と計算方法は基本的に同じです。

表面利率は3%の国債を101円50銭で購入しました。

額面金額100円につき3円の利子が得られます。

償還を迎えるまで保有した場合、償還金は額面金額の100円が戻ってくるので1円50銭分が償還差損ということなります。

5年間保有していたので、償還差損を5で割ると、1年あたりの償還差損は30銭です。

つまり、1年間この債券を保有した時に得られる収益は、利子である3円じゃら償還差損30銭を引いた、2円70銭ということになります。

そして、購入価格は101円50銭なので、最終利回りは「(2円70銭÷101円50銭)×100」で2.660%と求め割れます。

買った時の価格が額面金額を上回るか、下回るかで、最終利回りは変わってくる

どの債券も額面金額は100円となっています。

しかし、債券市場で売買される場合、市場で形成された債券価格で売買されるのです。

その債券の需要が高ければ額面金額100円に対し、債券価格は101円、102円と上がっていきます。

逆に需要が低ければ99円と下がってきます。

それに伴って、債券の最終利回りも変わってくることになります。

「固定金利型」の債券は基本的に表面利率は償還を迎えるまで変わることはありません。

しかし、すでに発行された債券を買おうと思った時、常に債券価格が変動しているということを覚えて置かなければいけません。

債券価格が額面金額を超えている時に購入すると、償還差損が発生します。

つまり、表面利率と比べて最終利回りが低下することになります。

債券価格が額面金額を下回っていれば、償還差損を得ることになるので、最終利回りは表面利率より上回ってくるということです。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ